楽器の選び方

ギターの音、特に音量は生の音で判断する。
古いギターは乾燥していて無駄な音が少なく、録音では音が大きくなる。
これも銘器の特徴のひとつ。

自分で弾きながら音を判断するよりも、第三者に聴いてもらう方がよい。
自分で音を判断するのは難しく、それはプロでも同様。

ラスゲアードを弾き、音の立ち上がりを確認する。
音の立ち上がりの早い方が、踊りの伴奏に適している。
音量は大きいほどいいが、好みの音色の方が大切。
できれば上級者に弾いてもらい、離れた所から音量、音色を判断する。
フラメンコギターの大きさと弦の張り、ネックの大きさが自分に合っていて、
弾きやすいかどうか。

曲を弾いた時の弦の振動の大きさ、強さが、自分の手の力とバランスがとれているか。
特にラスゲアードのように強く弾く場合、かなり重要である。
また、弦の振動が表面板に対して平行に振動しているように感じられるか。

高額のギターを購入する場合は、自分のギターを持参し、音量、音色などを比べるのも
いい方法である。


弦について


ギターの弦は大きく分けて 「プロアルテ」「ハナバッハ」「オーガスチン」系、
「サバレス」系、アリアンス、コラム、トマティート弦などの2つの流れに分かれていると思います。

サバレス系は、柔らかめの感触でギターの木の音が出やすい感じです。
マルセロ バルベロ、サントス エルナンデス、ドミンゴ エステソ、ラミレス3世など古いギターに合うと
思います。
あとコンデも中には合います。

ハナバッハは、透明な音色で太めの音 アルカンヘル、ヘルンディーノ、コンデ、レジェス、など
オーガスチン赤リーガルも同じ系でよく使います。



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